焼肉すどうの日々

久しぶりの投稿です。焼肉すどうは、おかげさまで元気です。
先日、草地畜産研究所さんより、あか牛が入荷しました！
すごい名前ですよね。その名の通り、草地と畜産の研究所です。草をたくさん食べさせた牛を育てられています。
あか牛を食べて、阿蘇の草原を守ろう！ということで、みなさん、どしどしお越しくださいませ。

なぜ、あか牛を食べることが、阿蘇の草原を守ることにつながるのか、たくさん理由はあります。語らせてください！
ここでは、小出しで行きます。

今日は、「阿蘇の草原は、人の手で作り出されたものであり、１０００年もの間、人が管理しているものである」ということ。
おはずかしながら、私は、焼肉屋を始めるまで知りませんでした。生まれも育ちも熊本で、阿蘇が大好きで、四季折々遊びに行っていたのに、です。阿蘇の草原は、日本の草原の４分の１を占めるほど、大きな草原です。阿蘇で一番高い山は1592（ヒゴクニ）ｍです。森林限界では決してないのです。人が木を切り、木の芽を摘み、野焼きをして、この草原を維持してきたのです。もちろん、景観のためではありません。牛を飼うために草原を維持してきたのです。でも、あか牛が評価されず、二束三文の売買成立が続いてきたため、あか牛の数が、７万頭から１万頭まで減少したのです。１頭当たり１haの草を食べることができるそうですから、６万頭分の草原が森に帰ってしまうのです。現にこの１０年で草原が４分の１に縮小されています。
あと１０年で草原がなくなると予測されています。
それにあらがうためにたくさんの運動が各所で行われています。
当店でできること。それは、あか牛を提供すること。伝えること。ということで、食べてくださいね～。